8月23日

昨日は、NYダウ上昇、

 ナスダック、S&Pは下落で引けました。

明日のジャクソンホールを前に積極的な売買は避けられました。

 

8月のPMIは、49.8にとどまり市場予想50.5を下回り残念な結果となりましたが、

7月のCB(コンファレンスボード)景気先行き総合指数が前月比プラス0.5%となり市場予想平均を0.3%上回り良い結果を受け、まちまちな動きでした。

 

今日は、ROEを見てみたいと思います。

ROEとは、Return Of  Equityの略称です。

日本語では、自己資本利益率のことです。

 

自己資本利益率??」

企業が自己資本でどれだけの利益を生み出したのか?ということを図る数値のことです。

計算式は、

当期純利益÷自己資本またはROEEPS(一株当たり利益)÷BPS(一株当たり純資産)。

です。

資産が多くある会社でもそれだけの資産を生かして利益を生まないといい企業とは言えません。

そのため、効率を生かせているかを図る数値です。

その数値が高いと、その会社の将来の経営も期待できる可能性があるのです。

その数値は、年々高まってきています。

今は15%以上あることが望ましいとされています。

 

これに類するもので、ROAというのもあります。

これは、Return Of  Aseet

というものです。

これは、総資産利益率のことです。

ROA=1株当たりの純資産÷1株当たりの総資産

で表すことができます。

当然のことながら自己資本よりも、総資産は大きいです。

そのため10%以上が望ましいとされています。

 

「総資産の中で利益がちゃんと出ているのだな」「総資産だけ大きくて利益が出せない会社もあるなかで、効率よく利益を稼ぎ出せているな」と見てみましょう。